敬意の払い方
スモールリーダーシップに、メンバーへの敬意の払い方について、すごくしっくりくる説明があった。
一つ、メンバーはあなたと同じように高い知性を持っていると考えよ 一つ、メンバーはあなたと同じように横着だと思え
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ここでいう「知性」とは、たとえ知らないことであっても、ミッションの達成に必要なことを学習して身につけていく能力を指しています。
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メンバーをいわば「横着な賢者」だと考え、一緒に困難なミッションを達成しようとすると、リーダーが価値を置くべきことは大きく二つあります。なにより大切なのは、メンバーに「敬意」を払うこと、もう一つは「規律」の意識を持つことです。
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ここでいう「敬意」とは、メンバーの持つ知性に対する敬意、すなわち、メンバーも自分と同じ情報を与えられれば、正しい解を導き出せると信じることです。
相手が高い知性を持ってるとみなすことはすごく大事なことだと思う。
自分と相手の認識や振る舞いに差異があるとき、相手の知性の不足だと考えるのは良くない。知性の不足が原因なのではなくて、今まで経験してきたことが違うために、同じものを見ていても違う側面を見ていることが差異の原因と考えるほうが健康的だし、人はみな自分が正しいと思いたがるバイアスが働いていることを考えると、おそらくこちらのほうが正しい。
知性に対して敬意を払うということは「自分と同じ情報を与えられれば、正しい解を導き出せると信じる」ことだ、という説明はすごくしっくり来る。必要な情報を得れば、自ら考えて解決できると仮定して、その仮定から導き出される信頼ベースの付き合い方をすることが大事だと思う。これはメンバーのモチベーションにも良い影響を与えるはずだ。
スモール・リーダーシップ チームを育てながらゴールに導く「協調型」リーダー
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