団結力と結束力

Effective DevOps の毎日読書会を最近ヌーラボさんとしています。 今日は 9.3.5 チームの団結力 という章を読んだんですが、この章では「団結力」と「結束力」という言葉が使い分けられてます。

これらの使い分けはこの本の中での使い分けだと思うので一般性はないと思いますが、以下のように意味づけされていました。

団結力: チームメンバーがチームに貢献したいと思う度合い

結束力: チームメンバーを一つに束ねる力(共通の関心、利益)

団結力があると、メンバー間の信頼感があり、知識の共有が進み、共感が捗る。団結力はあるほうが良い。 団結力を高めるために結束力を利用できるが、結束力が高まりすぎるとエスノセントリズム(選民意識っぽい感じになってチーム外部に排他的な態度を取るようになる状態)になってしまってよくない。

エスノセントリズムはチーム間の協力ができなくなってdevops的にマイナスなので、結束力を極端に高めないほうが良い、とのこと。